秋田商工会議所青年部

平成21年度基本方針

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世界経済の低迷のあおりを受け日本の企業環境は大きく変化し、景気は一層厳しくなっています。また、利益追求のあまりコンプライアンスを軽視し企業モラルを逸脱した事例が多発するなど、私たちの生活は脅かされています。このような状況にあって、どうすれば「安全で快適な住みよい故郷秋田」に出来るかを、私たち秋田YEGは青年経済人の立場から本気で考え、行動することが大切です。そのためにも、各企業が激しい生存競争に勝たねばなりません。

各企業が生き残るには、まずは企業経営者である私たち自身が強く優秀なリーダーであることが何より大事です。
「会社は社長の器より大きくならない」
私たちは、互いに切磋琢磨しながら自己研鑽することで企業を永続させ、自らの生活と社員の生活をより充実させる努力を怠ってはなりません。どんなに社会が変化しても、顧客や社員に夢と希望を与えるリーダーであり続けられるように、リーダーシップ研修に力を注ぎます。

また、リーダーがよりよいマネジメントに努めることが、企業の生き残りをいっそう実現していきます。社員が「自らの価値と働き甲斐を実感できる」組織づくり、顧客との強い信頼関係を構築できるマネジメント研修に取り組んでいきます。

企業が日頃の経済活動に感謝する意味で、地域社会に対して何かしらの社会貢献活動を行なっていくべき時代となったように思います。私たちは地元秋田で商売をし、その恩恵を受けながら個々の生活を営んでいます。秋田を活性化させ、元気になるように出来得る恩返しをすべきではないでしょうか。その結果が、私たちの企業にメリットをもたらすこともあるでしょう。

秋田YEGが過去に行なった事業や活動を踏まえ、私たちや各企業が出来得る社会貢献活動の意義と重要性や方向性を研究し、提示してもらいたいと思います。

秋田YEGにとって、会員拡大は毎年力を入れて取り組むべき重要な活動です。
私たち自身が研鑽を積みながら質の高い活動をして「安全で快適な住みよい故郷秋田」を実現する一翼を担っている秋田YEGの目的や事業をアピールし、社会的認知度を上げる事で、志の高い多くの青年経済人の皆様に入会頂けるのではないかと思います。

秋田リースフェスティバルは、2009年度から秋田YEG主催からAWF実行委員会(仮称)主催へと切り替わります。3年前に秋田YEGが立上げ、外部組織へ移行し独り立ちの第一歩を踏み出す1年目として、私たちはAKITAリースフェスティバルを見守る必要が有ると考えます。

平成21年度会長 小林 裕