平成20年9月6日(土)第一会館本館で開催された北緯40°Bライン連携軸推進協議会に参加して参りました。
正直言って、「Bライン連携軸」の初期の構想が何処へ行ったのか?「協議会」の歴史的役割は終わったのではないか?という、冷めた視線で外から眺めておりました。しかし、蛙大海を知らずとは、このことでしょう。今回の参加は、その認識を改めさせるのに十分な驚きがありました。
三役会等の会議が終了後、協議会からオブザーバーとして参加いたしましたが、いよいよ近づいた「Bライン地域自慢グルメ試食販売会(仮)」についての協議が行なわれました。
これは秋田県商工会議所青年部連合会が行なう「あきた旨めもの屋台村」に協力参加するもので、各単会それぞれに工夫のある出展が予定されているようです。
ここで感心したのが岩手県側の構成単会の対応です。
このイベントの開催日である10月25日(土)、26日(日)は、釜石商工会議所青年部が主催する「第29回釜石市産業まつり」の当日であるにもかかわらず、何とか秋田県側に協力してBライン協議会を盛り上げていこうとする気持ちが見られたことです。
協議会の活動がイベントだけになってしまって良いのか等々、以前より批判・批評の声は揚がっておりますが、実際に啓蒙活動も兼ねた具体的な活動の妙手は、イベント以外にはなかなか見いだせないことも事実です。
これからのBラインと青年部を語り合うためにも、次回の第4回協議会である大仙市「Bライン地域自慢グルメ試食販売会(仮)」には、多数の会員が参加していただけることを願っております。
特に25日の土曜日には、販売会が終了次第、Bライン主催の講演会で、内閣官房地域活性化統合事務局参事官 和爾俊樹氏が構造改革特区の制度説明と応募の仕方を教えて下さるそうです。「どぶろく特区」や「秋田杉特区」など色々な話題を聞きますが、特区とは何なのか?地域経済にどんな影響が有るのか?自分は何が出来るのか?ご興味のある方は、是非「にぎりかやぎ」を味わった後で、拝聴いただきたいと存じます。
また、その他の議題のなかで、これはと感じたのが、来年度の役員輩出単会が秋田県側だということです。いずれ順次、秋田YEGにも役職が巡ってきます。日本YEGへの出向、東北ブロックでの役割など、単会を超えた活動がこれからも益々重要になるようです。これからの秋田YEGが、これを十分に果たすことが出来る組織で有り続けること、そして、全国に向けて進出する気概の会員が積極的に参加できるようになることが、課題と愚考いたします。
協議会が終了して、いよいよ菅原亘さんの講演会が行なわれましたが、その内容は別の報告文に譲って、全参加者から盛大な拍手を受けたことのみ記します。
懇親会も、協議会同様熱い議論・会話が行なわれ、月並みな感想ですが、他の単会のエネルギーに感心させられました。最後に、中村会長の感想を、転記させていただき結びとします。
Bラインには横手・北上に続いて3回目の出席でした。
あっという間に仲良くなれるBラインは、今までの先輩諸氏の苦労の賜物と感謝いたします。
単会のみでは大した事ができなくても、多くが集まれば大きな力になると言う証明になると思います。
秋田での受け入れに際しましては、鈴木監事・工藤浩睦君をはじめ、事務局の方々、参加協力を頂い
たメンバー、そして、講師を頑張った菅原亘君には秋田YEGとして大いに誇れるものを感じました。
今後ともBラインには沢山参加したいと思いますし、来年の出向は是非前向きに沢山出向していた
だきたいと思います。ありがとうございました。 秋田商工会議所青年部会長 中村 瑞樹