「障害のある子供たちの社会参加と自立」いわゆる就労支援への取組は、労働や教育行政等で進められており、漸次制度が整えられ体制の充実が図られています。 一言で就労支援といっても、卒業を控えての就職活動だけでは、障害の特性上、そして社会側の障害認知等々の理由により難しい点が混在しています。この点につきましては、詳細な言及は控えますが、いずれにしても、在学中の教育活動から、卒業に向けた職場開拓、就労後のフォローアップなど、一貫した系統性のある支援が、「障害のある子供たちの社会参加と自立」には必要とされております。 そこで、秋田商工会議所青年部としまして、在学中の教育活動の場として位置づけられている職場見学や現場実習等へ積極的に情報提供し、社会貢献活動の一環として就労支援への協力をしてまいります。 なお、事業推進にあたりましては、関係機関から構成されております、『県央地区移行支援ネットワーク会議』との連携を図り、円滑かつ効果的な支援の在り方を目指していきます。 さらには、この取組をホームページを通して全国へ発信し、障害のある子供たちの支援の一つとして、この事業が広く国内へ啓発されることを期待しております。 |
1 趣 旨
(1)社会貢献活動の一環として、県央地区移行支援ネットワーク会議との連携を図り、HPを活用しながら障害のある方々のインターンシップ受け入れ等に関する情報提供をします。
(2)協力事業の実績を日本YEGのHPへ掲載依頼します。
2 協力事業の内容
(引用~平成22年2月付 県央地区特別支援学校進路指導連絡協議会「職場見学・体験・実習のご紹介」)
(1)職場見学
特別支援学校で学ぶ生徒にとりましては、インターネットなどから得られる情報と違い、職業や職場の適性について五感を通じて知ることができる貴重な学習として位置づけております。
(2)現場実習
就労を目指す生徒が一定期間事業所に通い、職場の一員として必要な作業習慣・マナー等を実地で覚えるとともに、働く力を高める機会といえます。特別支援学校の進路学習の中でも、重点の置かれている学習として位置づけられております。
(3)請負作業
特別支援学校の中学部・高等部の時間割には、作業学習(木工・陶芸・手芸・農園芸・清掃など)が位置づけられております。「請負作業」は、事業所のご厚意によりお仕事を分けていただく学習として位置づけられております。
3 連携機関
県央地区移行支援ネットワーク会議
盲学校、聾学校、栗田養護学校、天王みどり学園、ゆり養護学校
秋田大学教育文化学部特別支援学校、秋田きらり支援学校
4 事業のフロー
インターンシップ等の協力依頼 | 秋田YFG担当委員会 ⇒ 秋田YEG会員企業 【インターンシップ等受け入れカード】 |
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受け入れ情報のHP掲載 | 秋田YEG担当委員会作成 |
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各学校からの申し込み | 各学校担当者 ⇒ 秋田YEG担当委員会 【インターンシップ等申込カード】 ① 職場見学 ②現場実習 ③請負作業 |
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学校担当者・企業打ち合わせ | 各学校担当者・生徒、会員企業 秋田YEG担当委員会 |
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インターンシップ等の実施 | 各学校担当者・生徒、会員企業 |
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報告書の提出 | 各学校担当者 ⇒ 秋田YEG担当委員会 【インターンシップ等報告】 |
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HP掲載記事の作成と確認 | 秋田YEG担当委員会 ⇒ 各学校担当者 |
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秋田YEGのHP掲載 | 秋田YEG担当委員会 |
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日本YEGのHPへの掲載依頼 | 秋田YEG担当委員会 ⇒ 日本YEG |
5 秋田YEG担当委員会
ビジネスネットワーク広報委員会 担当:委員長 畠山 亨
電話 080-1819-2147 FAX 018-877-6770
6 提出文書等
(1)【インターンシップ等受け入れカード】
※会員企業作成
○企業名、担当者名、受け入れ可能な活動、人数及び日数、具体的な活動など
(2)【インターンシップ等申し込みカード】
①職場見学 ②現場実習 ③請負作業
※各学校作成
○学校名、担当者名、生徒名、希望企業及び活動、その他の要望など
(3)【インターンシップ等報告】
※各学校作成
○実施期日、効果の評価、生徒の感想、その他要望など
(4)【HP掲載記事】
※委員会作成
○写真、感想など
7 ホームページの活用
(1)受け入れ情報を提供する。
(2)協力事業の実績を紹介する。
《ホームページアドレス》 http://akitayeg.jp/